ペナントレースの長丁場を戦うために、プロ野球のピッチャーは「先発」「中継ぎ」「リリーフ(ストッパーあるいはクローザー)」と、役割を明確に分けて試合に臨んでいます。
先発というのは試合の最初から投げ始め、ゲームを作っていくタイプ。
この先発がしっかりせずに序盤から大量点などを許してしまうと、もう試合はグダグダになってしまって、よほど攻撃陣が奇跡的な大量点でもとらない限りつまらないゲームになってしまいます。
先発陣の中でも最も頼りになる投手、一番勝ち星を挙げる投手、精神的にもチームの柱となるような投手。
そういう名実共に一番の投手が背番号18番を与えられ、エースと呼ばれます。
先発投手は5回まで投げれば「勝ち投手の権利」を得られます。
先発投手が試合終了まで投げることを「完投」と言います。 普通は9回を投げれば完投になりますが、同点による延長もありますので、「11回完投」というケースも。
完投=勝ち投手か? というのも絶対ではありません。
どちらのチームの点が入らない「投手戦」の展開。 先発の調子も良く、味方打線の得点を待ちながら辛抱強く9回まで投げてきた。 そこで一発ホームランをくらってサヨナラ負け。
こんなケースもあるんです。
「完投するも負け投手に・・」「打線が投手を見殺しに・・」 と、紙面に書かれるわけですね。
先発投手が完投してくれると、チームにとってピッチャーのローテーションが楽になるので完投できる投手は頼もしい存在なのですが、いつもいつも完投できるわけではありません。
だいたい100球あたりで疲れが見え始めます。 メジャーリーグになると、投手生命を長くするため肩への負担を減じる目的で、契約によって投球数が決められている投手もいます。
松坂なんかこのタイプですね。
「先発」や「押さえ=クローザー」は、勝ち投手権利や、リリーフ成績(セーブ、及びセーブポイント)といったの評価点が明白ですが、中継ぎという役割を担うピッチャーにの評価はなかなか難しいです。しかし、一方で、中継ぎという役割は昨今とても重要視されています。
中継ぎの役割は、別記事で触れることにしましょう。
