2011年4月15日の中日―阪神戦(ナゴヤドーム)で阪神の金本外野手の連続試合出場が1,766試合で途切れました。
元広島の衣笠祥雄(きぬがささちお)氏の日本記録2,215試合に次ぐ、プロ野球史上第2位の記録でした。
先発を外れた金本は8回2死1塁で代打として打席に入ったのですが、一塁走者が盗塁死してスリーアウトチェンジ。
打席が完了しなかったために連続出場試合が止まってしまった、という非常に残念というか、あっけないというか・・・
連続記録の規定は単なる「出場」の記録とは少々異なっているようで、ややこしいのです。
公認野球規則10・23c項によると、
「プレーヤーが連続試合出場を記録するためには、少なくとも自チームのあるイニングの守備(回の初めから終わりまで)に出場するか、あるいは塁に出るかアウトになって打撃を完了しなければならない」とあるそうです。
金本の場合は、8回2死から、代打で打席に入ったものの2球目に一塁走者の俊介が二塁盗塁を試みてアウトとなり、阪神の攻撃は終了。
金本はその裏の守備につかずベンチに退いたため、出場そのものは記録されたものの、連続出場とは認められないそうなのです。
鉄人衣笠に追いつき追い越せるのは、やはり鉄人の金本だと思っていましたし、その偉業をもって、野球人からまた国民栄誉賞が出るとしたら、この人は候補の一人だろうなぁ、と思っていただけに実に惜しいです・・・。
金本本人は「(連続試合出場が途切れたことは)もう、全然。笑えたくらいやね。試合前からスタメンじゃなかったから。ナゴヤドームで勝ったことが大きい。それを喜ばないと。」と、泰然とコメントしています。(読売新聞から) 流石は我らが兄貴。
ちなみに歴代の連続試合出場記録はというと・・・
試合数 選手 チーム 出場期間
① 2,215 衣笠祥雄 広島 1970/10/19~1987/10/22
② 1,766 金本知憲 阪神 1998/ 7/10~2011/ 4/14
③ 1,250 松井秀喜 巨人 1993/ 8/22~2002/10/11
④ 1,246 飯田徳治 国鉄 1948/ 9/12~1958/ 5/24
⑤ 1,180 広沢克己 巨人 1986/10/12~1995/10/ 8
⑥ 1,143 松井稼頭央 西武 1995/ 7/22~2003/10/ 5
⑦ 1,014 藤村富美男 阪神 1946/ 8/30~1954/ 7/31
⑧ 920 ラミレス 巨人 2004/ 8/ 8~
⑨ 894 石嶺和彦 阪神 1988/ 8/14~1995/ 7/12
⑨ 894 鳥谷敬 阪神 2004/ 9/ 9~
注)松井秀喜はヤンキース時代を含めると1768試合。
松井稼頭央はメッツ時代を含めると1213試合。
チームは記録がストップした時の所属。
13シーズンかかって作ってきた大記録なんですね。
